…はじめその相当位は,大外記が正七位上,少外記が従七位上であったが,8世紀末にそれぞれ正六位上,正七位上となる。平安時代には少納言局の実務は外記に移り,外記局・左弁官局・右弁官局のいわゆる太政官3局を構成するにいたり,五位の外記も出現する。外記の上首を局務(きよくむ)という。…
…略して〈官庁〉ともいい,また〈官司〉ともいう。律令官制としての太政官の少納言局(その下僚に外記がいるので,外記局ともいう)と弁官局に所属する官人は,本来,朝堂院(八省院)内の暉章堂を執務の場としたが,律令体制の整備に伴う機構の拡充と官人の増加により,朝堂院外に政庁を持つに至った。そのとき,外記局の政庁と弁官局の政庁が別個に設けられ,前者が外記庁(平安宮では内裏建春門の東),後者が太政官曹司,太政官庁または弁官庁などと呼ばれた。…
※「外記局」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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