夙に起き夜半に寝ぬ
勤勉なことのたとえ。また、日夜、政務に励むことのたとえ。
[使用例] わが諸葛公には、夙に起き夜は夜半に寝ね、軍中のお務めに倦むご容子も見えません[吉川英治*三国志|1939~43]
[由来] 「[詩経]―小雅・小宛」の一節から。セキレイという鳥が忙しく飛び回っているのを見ながら、自分たちもあのように「夙に興き夜に寐ぬ(朝早く起きて夜遅く寝る)」ようなまじめな生活をして、親を恥ずかしがらせることがないようにしよう、とうたっています。
出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報
Sponserd by 