日夜(読み)ニチヤ

デジタル大辞泉 「日夜」の意味・読み・例文・類語

にち‐や【日夜】

昼と夜。昼夜
(副詞的に用いて)昼も夜も。いつも。「日夜研究に励む」
[類語](1昼夜夜昼/(2不断日頃ひごろ常日頃つねひごろ常常いつも平生へいぜい平素日常平常通常常時常住行住座臥ぎょうじゅうざが常に絶えず終始始終ずっと夜昼絶え間ない明け暮れ明けても暮れても寝ても覚めても朝な夕な昼夜をおかず昼夜を分かたず夜を日に継ぐ引き続き綿綿縷縷続続延延長長脈脈続けざま立て続けぶっ続け連綿次次相次いでじゃんじゃんどしどしきびすを接する芋蔓式引きも切らず引っ切り無し我も我も矢継ぎ早畳み掛けるしょっちゅうのべつずるずるべったりのべつ幕無し

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精選版 日本国語大辞典 「日夜」の意味・読み・例文・類語

にち‐や【日夜】

  1. 〘 名詞 〙 昼と夜。よるひる。昼夜。毎日。副詞的にも用いる。
    1. [初出の実例]「衛府人等、日夜宿衛闕庭。不輙離其府使他処」(出典:続日本紀‐神亀四年(727)三月甲午)
    2. 「順逆の縁はいやましに、日夜朝暮にをこたらず」(出典:光悦本謡曲・軒端梅(1516頃))
    3. [その他の文献]〔礼記‐月令〕

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普及版 字通 「日夜」の読み・字形・画数・意味

【日夜】にちや

一日中。〔孟子、告子上〕其の日夜の息する雨露の潤(うるほ)す(はうげつ)(ひこばえ)の生ずること無きに非ざるも、牛羊從つて之れを牧す。是(ここ)を以て彼の(ごと)く(たくたく)(禿山)たるなり。

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