デジタル大辞泉 「多だ」の意味・読み・例文・類語 さわ‐だ〔さは‐〕【▽多だ】 [副]《「だ」は「ここだ」「いくだ」の「だ」と同じ接尾語》たくさん。多く。さわ。「寸戸人きへひとのまだらぶすまに綿―入りなましもの妹が小床に」〈万・三三五四〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「多だ」の意味・読み・例文・類語 さわ‐ださは‥【多だ・沢だ】 〘 副詞 〙 たくさん。多く。さわ。[初出の実例]「伎倍(きへ)人の斑衾(まだらぶすま)に綿佐波太(サハダ)入りなましもの妹が小床に」(出典:万葉集(8C後)一四・三三五四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例