多摩石(読み)たませき

最新 地学事典 「多摩石」の解説

たませき
多摩石

tamaite

化学組成(Ca, K, Ba, Na)3−4Mn24(Si, Al)40(O, OH)112・21H2Oの鉱物。単斜晶系,空間群P21/a,格子定数a1.664nm, b2.711, c2.535, β98.74°,単位格子中4分子含む。鱗片状集合体。ガラス〜真珠光沢。劈開{001}完全。硬度〜4。計算密度2.85ɡ・cm−3。無〜淡黄色,条痕白色。二軸性負,屈折率β1.612,2V<15°。ガノフィル石族の一種で,ガノフィル石のCa置換体。東京都奥多摩町白丸鉱山の変成マンガン鉱床中,ブラウン鉱を切る重土長石-含Ba正長石からなる白色脈中に産出。産地にちなんで,松原聰ほかによって命名(IMA 1999-011)。参考文献:S.Matsubara et al. (2000) JMPS,Vol. 95:79

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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