多系交配(読み)たけいこうはい(その他表記)multiple cross

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「多系交配」の意味・わかりやすい解説

多系交配
たけいこうはい
multiple cross

多系交雑ともいう。多くの系統の間の雑種をつくる方法。雑種強勢を示す性質を利用して,主として収量などの量的形質改良に用いられる育種法の一種。これに対し2つの近親交配系の間に雑種をつくる方法を単交雑といい,2つの単交雑の間に雑種をつくる方法を複交雑という。多系交配は,2つの複交雑の間の雑種を利用する方法と,多数の系統の種子を隔離圃場に混合播種して数年間放任受粉させて採種したもの,または複交雑を隔離圃場で数年間放任受粉させたものを用い,それらの間の雑種をつくる方法とがあるが,あとの方法が有利である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む