日本歴史地名大系 「多羅原村」の解説 多羅原村たらわらむら 大分県:大野郡緒方町多羅原村[現在地名]緒方町小宛(おあて) 田良原(たらわら)・長迫(ながさこ)・古畑(ふるはた)草深野(くさぶかの)村の南西にある。正保郷帳に按原村とみえ、田高一〇〇石余・畑高六一石余、緒方郷に属した。元禄郷帳では多良原村、天保郷帳では多羅原村とあり、「豊後国志」と旧高旧領取調帳では田良原村と記す。天保(一八三〇―四四)頃の御案内記(大久保家文書)では高一七一石余・反別二二町一反余、免七ツ三分の中の村で、物成米九六石余・大豆四石余を上納、家数三五・人数一四三、牛三八・馬四。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by