多芸島村(読み)たぎしまむら

日本歴史地名大系 「多芸島村」の解説

多芸島村
たぎしまむら

[現在地名]大垣市多芸島・入方いりかた

南流する杭瀬くいせ川が西へ流れを変え、あい川を合流して南へ向きを変える左岸大垣輪中の南部に位置する。多藝郡に属し、東は外花とばな村・友江ともえ村。多喜島・滝島とも記し、枝郷多芸入方がある。暦応二年(一三三九)二月一八日の足利直義下文(土岐文書)に「多芸庄内多芸島榛木地頭職」とみえ、土岐頼重は同年二月一七日に祖父土岐頼貞から譲られた当地の地頭職を安堵されている。中世には多芸庄(現養老郡養老町)の庄域であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む