多角決済(読み)たかくけっさい(その他表記)multilateral settlement

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「多角決済」の意味・わかりやすい解説

多角決済
たかくけっさい
multilateral settlement

貿易収支尻の決済多国間の相互決済で行うこと。2国間の清算を行う場合には,入超あるいは出超一方かたより縮小均衡に陥るおそれがある。多角決済はこのような弊害を除去しようとするもので,第2次世界大戦直後ヨーロッパの 18ヵ国で結ばれたヨーロッパ決済同盟 EPUはその一例である。なお EPUは 1958年末に西ヨーロッパ通貨が交換性を回復するに伴って解散し,ヨーロッパ通貨協定 EMAに引継がれた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む