夜の梅(読み)よるのうめ

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「夜の梅」の解説

よるのうめ【夜の梅】

みつ漬けのあずきをところどころに散らした練りようかん。◇切り口のあずきの粒を、夜の闇にほの白く咲く梅の花に見立ててこの名があるとされる。東京・赤坂本店のある和菓子店「虎屋」の登録商標だが、大阪市に本店のある和菓子店「鶴屋八幡」と和歌山市に本店のある和菓子店「総本家駿河屋」にも同名のものがある。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「夜の梅」の解説

夜の梅

東京都港区赤坂に本店を置く和菓子店、虎屋が製造・販売する小倉羊羹羊羹の切り口にのぞく小豆を、夜の闇の中で咲く梅の花に見立てて命名された。1819年発売。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

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