精選版 日本国語大辞典 「夜歩」の意味・読み・例文・類語
よ‐ありき【夜歩】
- 〘 名詞 〙 =よあるき(夜歩)
- [初出の実例]「ものどもを見過しつつあさましかりつる御よありきのしるしにや、いみじうわづらはせ給て、うせ給ぬ」(出典:栄花物語(1028‐92頃)鳥辺野)
よ‐あるき【夜歩】
- 〘 名詞 〙 夜、出て歩くこと。夜、遊び歩くこと。特に、夜、遊里などを遊び歩くこと。よありき。よるあるき。
- [初出の実例]「犯夜は夜あるきする者を成敗するぞ。とらへたぞ。とらへたぞ」(出典:寛永刊本蒙求抄(1529頃)六)