夜込み(読み)ヨゴミ

デジタル大辞泉 「夜込み」の意味・読み・例文・類語

よ‐ごみ【夜込み】

暁の茶事
夜、忍び入って敵地を攻めること。
「今夜四つ過ぎ時分、敵より―をし候とて」〈言継卿記

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「夜込み」の意味・読み・例文・類語

よ‐ごみ【夜込・夜籠】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 夜中、ひそかに敵陣に攻め入ること。ようち。
    1. [初出の実例]「今夜四過時分、敵より夜こみをし候とて」(出典:言継卿記‐大永七年(1527)二月五日)
  3. 夜通しで茶事を催すこと。また、その茶事。夜が明けるまで行なう場合は朝ごみともいう。よごめ。
    1. [初出の実例]「手燈籠は、夜込・夜会ともに露地へ客を迎に出るとき持出申候」(出典:源流茶話(1715‐16頃か)上)

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