夜離る(読み)ヨガル

デジタル大辞泉 「夜離る」の意味・読み・例文・類語

よ‐が・る【夜離る】

[動ラ下二]男が女のもとへ通うのがとだえる。
「わが心こころにもあらでつらからば―・れむ床の形見ともせよ」〈後拾遺・恋二〉

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精選版 日本国語大辞典 「夜離る」の意味・読み・例文・類語

よ‐が・る【夜離】

  1. 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 夜の通いが途絶える。男が女のもとに来なくなる。また、男女の仲が絶える。
    1. [初出の実例]「我が心こころにもあらでつらからば夜がれん床の形見ともせよ〈源顕房〉」(出典:後拾遺和歌集(1086)恋二・六九八)

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