夢市郎兵衛(読み)ゆめのいちろべえ

精選版 日本国語大辞典 「夢市郎兵衛」の意味・読み・例文・類語

ゆめ‐の‐いちろべえ ‥いちロベヱ【夢市郎兵衛】

江戸前期の侠客。仁侠の名高く、力士明石志賀之助の親友。後年出家し祐生と改名したといわれるが、伝説的人物。生没年未詳。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「夢市郎兵衛」の解説

夢市郎兵衛 ゆめの-いちろべえ

?-? 江戸時代前期の侠客(きょうかく)。
放駒四郎兵衛の弟。江戸日本橋にすみ,寛永-正保(しょうほ)(1624-48)のころ活躍。力士明石志賀之助(あかし-しがのすけ)の後見人になったり,吉原喧嘩(けんか)を大見得をきってしずめたりして世に知られたという。本名は深野茂兵衛。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android