20世紀日本人名事典 「大久保道舟」の解説
大久保 道舟
オオクボ ドウシュウ
昭和・平成期の僧侶,仏教学者 永平寺西堂;福井大学名誉教授;元・駒沢大学総長;元・東北福祉大学学長。
- 生年
- 明治29(1896)年7月1日
- 没年
- 平成6(1994)年9月5日
- 出生地
- 福井県武生市
- 別名
- 雅号=大久保 越渓
- 学歴〔年〕
- 曹洞宗大学林(現・駒沢大学)仏教科〔大正12年〕卒
- 学位〔年〕
- 文学博士(東京教育大学)〔昭和29年〕
- 主な受賞名〔年〕
- 曹洞宗管長賞〔昭和10年〕,武生市文化賞〔昭和30年〕,紺綬褒章〔昭和37年〕,福井県文化賞〔昭和41年〕,中日文化賞(第24回),勲三等旭日中綬章〔昭和57年〕,武生市名誉市民〔平成2年〕
- 経歴
- 明治38年出家・得度。昭和22年龍門寺31世就位。62年大本山永平寺西堂就任。この間、昭和13年東京帝大史料編纂官補、のち東亜練成院練成官、武生市立図書館長・公民館長を経て、24年福井大学教授、40年金井学園福井女子短大副学長・福井工業大学教授、43年東北福祉大学学長、52年福井大学名誉教授、53年駒沢大学総長。著書に「道元禅師伝の研究」「道元禅師全集」「曹洞宗大系譜」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報