大伴小手子(読み)おおともの おてこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大伴小手子」の解説

大伴小手子 おおともの-おてこ

?-? 6世紀後半,崇峻(すしゅん)天皇の妃。
大伴糠手子(ぬかてこ)の娘。崇峻天皇元年(588)に結婚,蜂子(はちこ)皇子(能除太子),錦代(にしきての)皇女を生む。一説に,天皇からうとんじられたのをうらみ,天皇が蘇我馬子を殺そうとしていると馬子に密告したという。古氐古郎女ともいう。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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