大伴糠手子(読み)おおともの ぬかてこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大伴糠手子」の解説

大伴糠手子 おおともの-ぬかてこ

?-? 6世紀後半の豪族
大伴小手子(おてこ)の父。敏達(びだつ)天皇12年(583)百済(くだら)(朝鮮)からまねかれた日羅慰労,任那(みまな)(朝鮮)再興策をたずねる。百済人に殺害された日羅を埋葬後,変事をふせぐためその妻子・水手(かこ)らを石川(大阪府南東部,石川流域一帯)の地に分散してすまわせるよう建議した。名は糠手,奴加之古ともいう。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android