大佐山白塚古墳(読み)おおさやましらつかこふん

日本歴史地名大系 「大佐山白塚古墳」の解説

大佐山白塚古墳
おおさやましらつかこふん

[現在地名]新市町戸手 中戸手

大佐山(一八八メートル)の頂上付近にある古墳後期の円墳。県指定史跡。当古墳を含む一〇〇基近い古墳群のなかで最も規模の大きい横穴式石室をもつ。石室の入口は東南に向き、奥行七・八メートル、幅一・八メートル、高さ二・三メートル、石室は花崗岩の切石を使用、副葬品は不詳(「芦品郡の古墳」吉備考古第八四号・一九五二年)。「福山志料」に「大佐山白塚 此所石室多シ、宿ノ近辺ナリ、其内ニ最大ナル者ヲ白塚ト云、入口半間ハカリニテ奥ヘ入ルコト凡四五間皆切石ナリ、室中ニ蝙蝠多シ、此所村人石ヲ掘リ取時、折フシ古器ヲ掘出スコトアリ、ムカシ此所ヲ長者ノ管領セシ山ナルヲ以テ(者欠カ)山ト名ケシト云、詳ナルコトヲ知ラス」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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