大信村(読み)たいしんむら

日本歴史地名大系 「大信村」の解説

大信村
たいしんむら

面積:八〇・七六平方キロ

那須山地の東部山麓傾斜台地、中通り南部、隈戸くまど川・外面とづら川流域に位置し、西と北は岩瀬郡天栄てんえい村、東は矢吹やぶき町、南は泉崎いずみざき村・白河市・西郷にしごう村に接する。江戸時代には隈戸川・外面川の各河岸段丘に白河郡六ヵ村、岩瀬郡三ヵ村を形成した。明治二二年(一八八九)の町村制施行により西白河郡信夫しのぶ村と岩瀬郡大屋おおや(一部は現天栄村)が成立。大屋村は昭和二四年(一九四九)分村運動が起き、大字大里おおさとは岩瀬郡大里村として分離し、大屋村は大字下小屋しもごやと隈戸となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報