大北政所(読み)おおきたのまんどころ

精選版 日本国語大辞典 「大北政所」の意味・読み・例文・類語

おお‐きたのまんどころおほ‥【大北政所】

  1. 〘 名詞 〙 摂政関白の母を敬っていう語。大政所(おおまんどころ)
    1. [初出の実例]「前坊の御母代の永嘉門院近衛大北政所など、やんごとなきかぎり、うち続きかくれたまひぬれば〈略〉いとあはれなり」(出典:増鏡(1368‐76頃)一五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android