大十師(読み)だいじっし

精選版 日本国語大辞典 「大十師」の意味・読み・例文・類語

だい‐じっし【大十師】

  1. 〘 名詞 〙 授戒の時、具足戒授与に直接たずさわる一〇人の僧。この一〇人は、三師(戒を授ける戒和尚表白および羯磨(こんま)の文を読む羯磨師、受戒する者に威儀作法を教える教授師の三人)と七証(七人の証明師)からなる。
    1. [初出の実例]「和上被物一重。大十師各含衣一領。小十師各単衣一領」(出典:醍醐寺雑事記‐九・安元三年(1177)三月廿一日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 出典

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む