大友主(読み)おおともぬし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大友主」の解説

大友主 おおともぬし

日本書紀」にみえる豪族
素戔嗚尊(すさのおのみこと)の11代の子孫。大御気持命と出雲鞍山祇姫(いずものくらやまつみひめ)の子。三輪(みわ)氏の祖。垂仁(すいにん)天皇3年新羅(しらぎ)(朝鮮)の王子天日槍(あめのひぼこ)が渡来して播磨(はりま)(兵庫県)にいたとき,派遣されて尋問した。仲哀天皇死去に際し宮中をまもったという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android