大友主(読み)おおともぬし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大友主」の解説

大友主 おおともぬし

日本書紀」にみえる豪族
素戔嗚尊(すさのおのみこと)の11代の子孫。大御気持命と出雲鞍山祇姫(いずものくらやまつみひめ)の子。三輪(みわ)氏の祖。垂仁(すいにん)天皇3年新羅(しらぎ)(朝鮮)の王子天日槍(あめのひぼこ)が渡来して播磨(はりま)(兵庫県)にいたとき,派遣されて尋問した。仲哀天皇死去に際し宮中をまもったという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android