大司教に死は来る(読み)だいしきょうにしはきたる(英語表記)Death Comes for the Archbishop

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「大司教に死は来る」の解説

大司教に死は来る
だいしきょうにしはきたる
Death Comes for the Archbishop

アメリカの女流作家ウィラ・キャザーの小説。 1927年刊。 19世紀中頃のニューメキシコ地方を背景に,伝道事業に従う2人のカトリック神父,ラトゥールとバイアンの困苦に満ちた生涯を,いまや大司教となって死を迎えつつあるラトゥールが昔を振返るという形で語ったもの。この地方で実際に布教活動をしたフランス人宣教師をモデルにしたため,キャザーの最高傑作とされながら,作者の想像力の衰えを指摘する批評家もいる。

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