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大司教 だいしきょうarchbishop

翻訳|archbishop

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

大司教
だいしきょう
archbishop

ギリシア正教,アングリカン・チャーチでは大主教。教会行政上特定の司教に与えられる栄誉称号。歴史的にはしばしば他の司教より大きな権限を享有したが,司教としての位階においては他の司教と同列。東方では4世紀,西方では7世紀から若干の司教の尊称として用いられ,カロリング朝が首都司教の当該地方での教会会議招集権を復活したことにより,首都司教は大司教を名のるようになった。トリエント公会議 (1545~63) でその権限は,特に教皇との関連で著しく制約されたが,属司教 suffraganと呼ばれる周辺都市の司教たちに対してある程度権限を保有していた。アングリカン・チャーチではカンタベリーとヨークの主教が大主教と呼ばれる。ギリシア正教ではこの名称はさらに多く,首都主教との関連は薄い。ほかのプロテスタントでは北欧諸国のなかにルター派大主教がある。

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デジタル大辞泉の解説

だい‐しきょう〔‐シケウ〕【大司教】

カトリック教会聖職の一。一国あるいは一地方の統轄者として司教の上に置かれる。

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大辞林 第三版の解説

だいしきょう【大司教】

ローマ-カトリック教会の聖職の一。主に、いくつかの教区を包括する教会管区の長をいい、各司教の上に置かれる。正教会や聖公会の大主教にあたる。

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世界大百科事典内の大司教の言及

【司教】より

…特に747年ボニファティウスの司会した司教会議は,この司教会議の制度,首都司教の地位,司教の職務内容,首都管区会議と司教区会議との職務分掌などを明らかにし,またローマ教皇との制度的関係をも初めて性格づけた。たびたびローマを訪れたこの2人は,教皇からパリウムpallium(大司教用肩衣。白い羊毛製の帯で教皇,大司教の権威を象徴する)を授けられて司教座なしの大司教に任命されたが,この大司教は当初は名誉的称号にすぎなかったから,首都司教にはたいていこの称号が与えられることが多かったものの,カール大帝の時代までは大司教の職制は一般化しなかった。…

※「大司教」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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