大名塚古墳(読み)おおなづかこふん

日本歴史地名大系 「大名塚古墳」の解説

大名塚古墳
おおなづかこふん

[現在地名]安濃町草生 山出 四反田

きようヶ峰(八一九・三メートル)東麓にある標高九四メートル、比高八メートルの小独立丘陵上に築造された六世紀後半の円墳。北側には墳麓を接して、直径一四メートル、高さ二メートルの円墳(四反田二号墳)が現存し、さらにその西北には直径約五メートル、高さ二・五メートルの円墳(同三号墳)があり、須恵器が出土したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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