大坂新田村(読み)おおさかしんでんむら

日本歴史地名大系 「大坂新田村」の解説

大坂新田村
おおさかしんでんむら

[現在地名]千畑村浪花なにわ

真昼まひる岳山麓の山中にあり、山を越えて、北は元本堂もとほんどう村、東は真昼岳の峰越えに盛岡藩領(現岩手県和賀わが郡沢内村)に接する。

寛永五年(一六二八)の「差紙」(千畑村公民館蔵)に、

<資料は省略されています>

とあり、近世初期に開発された新田村。享保一五年(一七三〇)の「六郡郡邑記」に「新田の字加る。元来元本堂村に候処に山坂にて不自由に付寛文十年戌三月七日御墨印給る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android