大型有孔虫(読み)おおがたゆうこうちゅう(その他表記)larger foraminifera

最新 地学事典 「大型有孔虫」の解説

おおがたゆうこうちゅう
大型有孔虫

larger foraminifera

有孔虫類を慣習的に大型・小型に二分したときの大型のもの。正式な分類学的単位ではなく,相互に類縁関係のない種々の科を含む。高等有孔虫とも。一般に大きな殻(最大径約10cm),複雑かつ規則性のある内部構造を有する。それぞれの科・属・種のなかで分化進化速度が速いため,多数の示準化石がある。古生代後期にFusulinacea(フズリナ),中生代後期にDicyclinidae・Orbitolinidae(オルビトリナ),古第三紀にDiscocyclinidae・Lepidocyclinidae(レピドシクリナ)・Orbitoididae・Nummulitidae(ヌンムリテス)の各科が栄えた。いずれも暖かい浅海に生息

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関連語 和実 秋元

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大型有孔虫」の意味・わかりやすい解説

大型有孔虫
おおがたゆうこうちゅう
larger foraminifera

分類学的な用語ではなく,殻が比較的大きく,しかも内部構造が複雑で,ある規則性をもっている有孔虫の総称。分化・進化速度の速いものが多いので高等有孔虫とも呼ばれ,紡錘虫ヌムリテスオルビトリナ,オルビトイドなどの多くの示準化石が含まれている。

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