大場新田(読み)おおばしんでん

日本歴史地名大系 「大場新田」の解説

大場新田
おおばしんでん

[現在地名]養老町大場

大場村根古地ねこじ村の荒地が開発され成立した村。集落は大場村の西にある。正保二年(一六四五)九月の根古地・大場両村荒所開発覚(後藤文書)によると、後藤三郎左衛門・中島惣右衛門などが多くの金子を投入し堤を築立てて開発、このとき作取五年の証文をもらっている。臼井本元禄郷帳に大場新田とあり、高四七四石余。享保三年(一七一八)の大場村・同所新田名田分帳(国立史料館蔵)でも同高。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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