大壺(読み)オオツボ

精選版 日本国語大辞典 「大壺」の意味・読み・例文・類語

おお‐つぼおほ‥【大壺】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 大きな壺。
    1. [初出の実例]「上座に始より、大壺をきて 一覧させて」(出典:宗湛日記‐天正一四年(1586)一二月二五日)
  3. 大小便を受ける容器。しゅびん。しびん。おまる。おかわ。〔十巻本和名抄(934頃)〕
    1. [初出の実例]「おほみおほつぼ取りにもつかうまつりなむ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)常夏)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android