精選版 日本国語大辞典 「大安売」の意味・読み・例文・類語 おお‐やすうりおほ‥【大安売】 〘 名詞 〙① 商品を非常に安く売ること。[初出の実例]「文句はしれた大安売(オホヤスウリ)。他少(たしょう)によらず御用向とかなんとか書てありさ」(出典:洒落本・船頭部屋(19C初)鳥居町舟宿の套)② 相手をえらばないで簡単に要求に応じること。[初出の実例]「どのやうな不器用ものでも、たすけてやらうとの大安売(オホヤスウリ)には、なびかぬ草木もあらざりき」(出典:滑稽本・当世真々乃川(1785)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例