大宗村(読み)おおむねむら

日本歴史地名大系 「大宗村」の解説

大宗村
おおむねむら

[現在地名]加古川市志方町大宗しかたちようおおむね

高畑たかはた村の西にあり、小野へ至る道に沿っている。領主変遷細工所さいくじよ村に同じ。慶長国絵図に「大峯村」と記されるのが当村と思われる。正保郷帳では田方一五〇石余・畑方五石余。一橋徳川家領村々様子大概書(一橋徳川家文書)では田一三町一反余・高一五〇石余、畑一町二反余・高六石余、小物成は山年貢銀・夫米、溜池掛りには旱損所があり、谷川満水の節は水損もあった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android