大寒小寒(読み)オオサムコサム

デジタル大辞泉 「大寒小寒」の意味・読み・例文・類語

おおさむ‐こさむ〔おほさむ‐〕【大寒小寒】

[連語]冬の寒さのきびしいときや雪の散らつくようなときに子供のうたう童歌わらべうたの出だし。次に「山から小僧が飛んできた」などと続く。

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精選版 日本国語大辞典 「大寒小寒」の意味・読み・例文・類語

おおさむ‐こさむおほさむ‥【大寒小寒】

  1. 〘 連語 〙 ( 「おお」はもと感動詞「おお」か。「小寒」は「大寒」をうけて添えた語 ) 寒いときに子供がうたう歌の一節。下に「猿のべべ借りてきしょ」や「山から小僧が泣いて来た」などの文句をつづける。
    1. [初出の実例]「お筆がせなにおふさむこさむ、猿のべべ借ってきしょ」(出典:浄瑠璃・平仮名盛衰記(1739)三)

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