…悔過作法の中心は,呪願師(しゆがんし)の唱える〈呪願〉,悔過導師(時導師(じどうし)ともいう)の先導で一同がつとめる〈称名(しようみよう)悔過〉〈宝号唱礼〉〈真言念誦(ねんじゆ)〉〈大懺悔(おおいさんげ)〉(宗派によりいずれも異称がある)などで,これに〈供養文(くようもん)〉《唄(ばい)》《散花(さんげ)》〈回向(えこう)〉その他が配されて,首尾一貫した法要となっている。呪願師の役は,法要全体の統括者である大導師(だいどうし)が兼ねる例が多く,悔過導師は若い僧が時ごとに交代してつとめる例が多い。悔過作法に引き続いてつとめる例の多い法要に,大導師作法,呪師作法があり,悔過作法の中に取り込まれるものに〈牛王加持(ごおうかじ)〉がある。…
…大師範または大導師の意。釈迦,あるいはその教えを尊んで大師と称するが,中国において学徳すぐれ帝王の師となるべき高僧の敬称として用いられ,やがてもっぱら死後に贈られる諡号(しごう)となった。…
…たとえていえば指揮者と独奏者を兼ねた立場である。導師には法要全体を統括する役割の導師と,法要の特定の部分のみの主役を勤める導師があり,前者を大導師,後者を時(じ)導師などと呼ぶ。時導師は1日に数回行われる法要のおのおのの時(じ)の導師という意味である。…
※「大導師」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...
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