大山功(読み)オオヤマ イサオ

20世紀日本人名事典 「大山功」の解説

大山 功
オオヤマ イサオ

昭和期の演劇評論家 山形県芸文会議名誉会員。



生年
明治37(1904)年8月5日

没年
平成5(1993)年7月30日

出生地
岡山県岡山市

別名
筆名=大寺 三平

学歴〔年〕
早稲田大学文学部英文科〔昭和7年〕卒

主な受賞名〔年〕
斎藤茂吉文化賞(第15回)〔昭和44年〕,文化人間賞(第10回)〔昭和47年〕,河竹繁俊賞(第6回)〔昭和49年〕「近代日本戯曲史」,河北文化賞(第27回)〔昭和52年〕

経歴
早大卒業後、「芸術殿」「東宝」「日本演劇」「演劇界」などの編集に携わる傍ら、演劇評論を執筆。戦時中は情報局演劇委員などを務めた。昭和20年応召するが病のため除隊となり、妻の郷里・山形に疎開。山形で学校演劇・アマチュア演劇の指導をし、地方文化の向上に努めた。著書に「近代日本戯曲史」(全4巻)をはじめ「黒森歌舞伎」「現代新劇論」「新劇四十年」「国民演劇論」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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