20世紀日本人名事典 「大岸頼好」の解説 大岸 頼好オオギシ ヨリヨシ 昭和期の陸軍軍人,右翼活動家 生年明治35(1902)年2月18日 没年昭和27(1952)年12月23日 出生地高知県 学歴〔年〕陸士(第35期)〔大正12年〕卒 経歴昭和5年西田税の指導する秘密結社「天剣党」に参加、皇道派青年将校運動のリーダーとなり、6年9月「皇政維新法案大綱」という国家改造計画を起草した。11年の2.26事件に関係して待命となり、左翼から転向の中村義明とともに右翼団体「あけぼの社」を設立。同年12月大尉で予備役。15年9月近衛新体制に即応、革新青年団結のため結成された皇道翼賛青年連盟委員となった。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大岸頼好」の解説 大岸頼好 おおぎし-よりよし 1902-1952 昭和時代前期の軍人。明治35年2月18日生まれ。昭和5年西田税(みつぎ)の秘密結社天剣党に参加し,翌年「皇政維新法案大綱」をかく。8年陸軍大尉。二・二六事件に関係したが不起訴。12年右翼団体あけぼの社を設立,のち皇道翼賛青年連盟委員となる。昭和27年12月23日死去。50歳。高知県出身。陸軍士官学校卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by