デジタル大辞泉 「大峰奥駈道」の意味・読み・例文・類語 おおみね‐おくがけみち〔おほみね‐〕【大峰奥駈道】 奈良県の吉野山と和歌山県の熊野三山を結ぶ道。修験者の修行道。熊野古道の中でも険しい道として知られる。靡なびきと呼ばれる75か所の修行場が設けてあり、ここを順に修行して歩く。熊野本宮大社の本宮証誠殿(1番)から吉野川河岸の柳の宿(75番)へ向かうのを順峰じゅんぷ、その逆に巡るのを逆峰ぎゃくふという。平成16年(2004)「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産(文化遺産)に登録された。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例