大島の(読み)オオシマノ

デジタル大辞泉 「大島の」の意味・読み・例文・類語

おおしま‐の〔おほしま‐〕【大島の】

[枕]島は鳴門なるとうらと縁があるところから、「なると」「うら」にかかる。
「―なるとはなしに嘆く頃かな」〈後撰・恋一〉
「―うら悲しげに声の聞こゆる」〈玉鬘

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大島の」の意味・読み・例文・類語

おおしま‐のおほしま‥【大島の】

  1. 島は浦に近いところから、「うら」にかかり、また、周防(すおう)大島本土の間に大島鳴門があるところから「なると」にかかる。
    1. [初出の実例]「人知れず思ふ心はおほしまのなるとはなしになげくころかな〈よみ人しらず〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)恋一・五九三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む