大島筆記(読み)おおしまひつき

日本歴史地名大系 「大島筆記」の解説

大島筆記
おおしまひつき

三巻 戸部良熙著

解説 一七六二年鹿児島へ向かった楷船台風のため土佐国大島に漂着、土佐高知藩儒の戸部の尋問使者の潮平盛成が答えたものをまとめたもの。この時期琉球を知る好資料。附録には琉球歌(琉歌)が五六首、琉球人和歌、久志親雲上の「雨夜物語」などを収めている。

活字本 日本庶民生活史料集成一

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 琉歌

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む