大崖爬(読み)おおいたび

精選版 日本国語大辞典 「大崖爬」の意味・読み・例文・類語

おお‐いたびおほ‥【大崖爬・薜茘】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「おおいたびかずら(大崖爬葛)」の略 ) クワ科の常緑低木。本州中・南部四国九州山地石崖などに生える。茎は灰褐色で非常に強く、這い伸びる。葉は革質楕円形。花はイチジクに似た花嚢(かのう)の中に密生し、実は熟して黒紫色となる。こずた。いぬたぼ。いたびかずら。〔日本植物名彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「大崖爬」の解説

大崖爬 (オオイタビ)

学名Ficus pumila
植物。クワ科の常緑低木,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android