大崩山花崗同岩体(読み)おおくえやまかこうがんたい

最新 地学事典 「大崩山花崗同岩体」の解説

おおくえやまかこうがんたい
大崩山花崗同岩体

Okueyama granite

大分・宮崎両県にまたがる中期中新世の大崩山火山─深成複合岩体を形成した火成活動の最末期に貫入したバソリス状花崗岩体。大崩山バソリスとも。ストーピングあるいは地下コールドロンによって貫入し,バイアス型の大崩山カルデラの再生マグマ溜まりとして固結したもの。天井部貫入境界ならびに壁部貫入境界とも明瞭で,保存状態もよい。四万十層群や見立層に貫入し,接触変成作用を与えている。天井部境界から最大1kmの標高差で露出しており,上位の黒雲母花崗岩から下位の普通角閃石花崗閃緑岩へと鉛直方向に岩相変化する。サブソリダス組織であるミルメカイトパーサイトの発達幅は,下方に向かうにつれ増大する傾向を示しており,貫入・定置後の上方からの効果的な鉛直方向の冷却を反映する。黒雲母K-Ar年代ならびにジルコンU-Pb年代ともに15〜14Maを示す。

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