ストーピング
stoping ,magmatic stoping ,piecemeal stoping
R.A.Daly(1903)が提唱したマグマの貫入機構。上昇するマグマが母岩を機械的に破壊しながら進入していくもの。破壊された母岩の断片はマグマより重ければ下に沈んで捕獲岩となり,あるいはマグマに同化される。この種のプルトンは一般に流動構造に乏しく,母岩には非調和的に接触し,分岐脈が多く,環状および放射状節理に富む。参考文献:R.A.Daly(1903) Bull.US Geol.Surv.,No.209
執筆者:加納 博
参照項目:強制貫入
参照項目:ダイアピル貫入
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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岩石学辞典
「ストーピング」の解説
ストーピング
地殻または母岩の塊が取り囲んでいるマグマの中で上昇または下降する機構.岩石の塊が下向きに移動することは下降ストーピング(downstoping)といい,落下は,(a) 地殻または岩石の小さな破片の切れ切れのストーピングまたは沈降,(b) 環状破砕に伴われる環状破砕ストーピング(ring fracture stoping)または岩塊の沈降,(c) 地殻が破砕し,混乱した大きな部分の主要なストーピング,の三つに区別される.マグマ溜まりの床から,地殻または岩石の部分が上昇する動きは上昇ストーピング(upstoping, underhand stoping)という[Daly : 1933].
出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報
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