日本歴史地名大系 「大工分」の解説 大工分だいくぶん 香川県:観音寺市大工分[現在地名]観音寺市観音寺町 川原町(かわらまち)観音寺村を構成する一地区で、同村中央部の北側、財田(さいた)川左岸沿いに位置する。元禄一一年(一六九八)の観音寺居所境内調書(観音寺市教育委員会蔵)には、大工分と大工九郎右衛門分が記され、大工分の高六〇石余、家数三二・人数二八六、大工役増減次第とある。九郎右衛門分の高は八石七斗余、家数・人数は大工分に含まれる。「西讃府志」には大工分のみ載り、高六〇石余。同書によると、東は上市(かみいち)、南は酒屋(さかや)町、西は下市、北は寺家(じけ)などの諸村に接し、東西四六間・南北五二間、田畝七町余、うち畑一町八反・屋敷五町四反余、家数六五・人数一九五。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by