大巧は拙なるがごとし(読み)たいこうはせつなるがごとし

故事成語を知る辞典 「大巧は拙なるがごとし」の解説

大巧は拙なるがごとし

妙な技巧を凝らさないのが、最も上手な方法である、ということ。

[由来] 「老子四五」の一節から。「大巧は拙なるがごとし(本当に上手な者は、妙な技巧を凝らさないからへたなように見える)」に続けて、「大弁は訥なるがごとしともあります。

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android