大帷子村(読み)おおかたびらむら

日本歴史地名大系 「大帷子村」の解説

大帷子村
おおかたびらむら

[現在地名]鋸南町大帷子

本郷ほんごう村の南に位置し、西は海(浦賀水道)に面する。房総往還が通る。慶長二年(一五九七)の安房国検地高目録に大方平村とみえ、高四一二石余、うち田方二五六石余。里見氏給人領。同一一年の里見家分限帳では大帷子村とあり、高は同前だが直轄領に変わっており、一一石は妙本みようほん寺領となっている。正保郷帳では田高二五六石余・畑高一五〇石余、佐倉藩領。万治二年(一六五九)の佐倉藩勝山領取箇帳(吉野家文書)によると、高四〇四石余のうち六〇石余は無地高、三一石余は永荒、六斗余は川欠で残高三一二石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む