日本歴史地名大系 「大庭七番村」の解説 大庭七番村おおばひちばんむら 大阪府:守口市大庭七番村[現在地名]守口市大庭(おおば)町一―二丁目・淀江(よどえ)町など単に七番村ともいう。三番村の西に位置し北は淀川で限られる。淀川の文禄堤上を通ってきた京街道は当地で堤上から下りる。当地には中世広隆(こうりゆう)寺とよばれる寺院があり、広隆寺旧蔵の釣鐘が現在京都大悲山峰定(ぶじよう)寺に伝わる。鐘銘によると永仁四年(一二九六)阿波国以西郡八万の金剛光寺で鋳造、寛正六年(一四六五)広隆寺に買取られている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by