日本歴史地名大系 「大成木村」の解説 大成木村おおなりきむら 佐賀県:伊万里市大成木村[現在地名]伊万里市山代町(やましろちよう)東分(ひがしぶん)・同西分(にしぶん)南部の日南(ひなた)郷から流下する西分川と山(やま)ン寺(てら)から流れる東分川が合流して佐代(さよ)川となり伊万里湾に注ぐ。この東分川と西分川流域が大成木村で、正保絵図に村名がみえ、貞享四年(一六八七)改の郷村帳では大成木東分村・大成木西分村となっていて、ほかに「西大久保村」などの名がみえる。明治初年の村名は東分村・西分村。安政四年(一八五七)の松浦郡山代郷図には石倉(いわくら)岳付近に「ぬげ」と記入され、小字名としては国見(くにみ)岳付近に大崩(ううくえ)があり、地すべり常襲地。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by