日本歴史地名大系 「大成沢村」の解説 大成沢村おおなりさわむら 福島県:河沼郡柳津町大成沢村[現在地名]柳津町大成沢猿倉(さるくら)が岳(九〇七メートル)と石喰(いしばみ)山(九一五メートル)の鞍部に開村し、村内を小野川(おのがわ)村(現昭和村)への道が走り、村内で漆(うるし)峠を経て高森(たかもり)村に至る経路を分岐している。北は芋小屋(いもごや)村。文禄三年(一五九四)の蒲生領高目録に「大桑良沢」とあり、高六四石余とある。桑は菜の誤記と思われ、方言名の「おおならさあ」に通じる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by