大明神岳(読み)だいみようじんだけ

日本歴史地名大系 「大明神岳」の解説

大明神岳
だいみようじんだけ

現上田市の西南端にあり、東は野倉のぐら(現上田市塩田)、南は高梨たかなし(現青木村)、西は保福寺ほうふくじ峠、北は沓掛くつかけ村。標高一二三二メートル。古代東山道は西側の保福寺峠から小県郡内に入り、浦野うらの駅に至った。山の東・南・西の三方に面積一千三〇〇ヘクタールに及ぶ広大な山腹があり、これを細尾ほそお山と称し寛永二年(一六二五)、上田藩塩田しおだ組一六ヵ村、同藩浦野うらの組三ヵ村の薪並びに葛葉運上山となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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