日本歴史地名大系 「大暮村」の解説 大暮村おおくれむら 広島県:山県郡芸北町大暮村[現在地名]芸北町大暮小原(こばら)村の北にあって、滝山(たきやま)川の上流大暮川の水源となっている地域で、大暮川は小原村に流れる。東は高野(たかの)・移原(うつるばら)両村、西は才乙(さいおと)村、北は天狗石(てんぐいし)山を隔てて都川(つがわ)村(現島根県那賀郡旭町)に接する。村名は、周囲の山が高く、「往古大木茂り合、月日之蔭短ク大イニくらかりしゆへ」に由来すると「国郡志下調書出帳」は記す。正徳二年(一七一二)の「所務役人頭庄屋郡邑受方記」に村名がみえるが、元和五年(一六一九)の安芸国知行帳では山野廻(やまのまわり)村に含まれている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by