大村主計(読み)オオムラ カズエ

20世紀日本人名事典 「大村主計」の解説

大村 主計
オオムラ カズエ

昭和期の童謡詩人 日本音楽著作権協会評議員。



生年
明治37(1904)年11月19日

没年
昭和55(1980)年10月17日

出生地
山梨県

学歴〔年〕
東洋大学卒

主な受賞名〔年〕
著作権文化賞(第1回)〔昭和53年〕

経歴
テイチク学芸部、同盟通信を経て、東京タイムス編集局長、スポーツタイムス社長など歴任。学生時代から童謡を作り、西條八十に師事。代表作に「ばあやのお里」「麦笛」「花かげ」などがある。戦後は日本音楽著作権協会理事として著作権の保護、普及につとめ、53年に第1回著作権文化賞を受賞した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大村主計」の解説

大村主計 おおむら-かずえ

1904-1980 昭和時代の童謡詩人,新聞経営者。
明治37年11月19日生まれ。西条八十(やそ)にまなぶ。昭和4年童謡「花かげ」を発表,豊田義一の作曲でレコード化され大ヒット。その後,童謡集「ばあやのお里」「麦笛」を刊行。東京タイムズ編集局長,スポーツタイムズ社長などをつとめた。昭和55年10月17日死去。75歳。山梨県出身。東洋大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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